コンビニ店舗、相次ぎ開店

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生産者直売コーナーなどを設けた店内

長野県JA上伊那の子会社が運営するコンビニエンスストアが、相次いで開店している。2月下旬日には伊那市境のファミリーマートJAいな竜東店、箕輪町の同伊北インター店がオープンした。
同JAは、次世代の若者とのつながりやJAのファンづくりを進めようと、昨年からコンビニ大手の(株)ファミリーマートと提携し、新たな事業を展開している。
フランチャイズ契約を結び、買い物困難者や地域の要望に応えるため、生活店舗のない地域を中心に上伊那地域で10店舗の出店を計画した。今回の2店舗開店で、昨年2月の1号店・西箕輪店の開店から1年で、計画の半数以上となる6店舗開店を達成した。
店内は、通常のファミリーマート店舗より売り場面積を増やし、全店に地元生産者の直売コーナーを設ける。JAオリジナル商品やエーコープマーク品が並ぶ「JAコーナー」や、地域住民の交流の場として飲食しながら歓談ができる「イートインコーナー」を設置している。通常のコンビニと区別し、JAに特化したコンビニ事業を展開している。
いな竜東店のオープンセレモニーであいさつしたJAの御子柴茂樹組合長は「JAのファミリーマートも地域で定着してきた。あってよかったと思ってもらえる、愛される店舗づくりを進めたい」と話した。

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