坪田副市長(中央)へ被害状況を説明する伊藤組合長(左から2番目)
JA松本ハイランドは二日間にわたり、管内の行政2市5村へ要請活動を行った。同管内では2月の大雪により松本市、山形村、安曇野市、生坂村、麻績村、筑北村、朝日村で、農業用ハウスなどに甚大な被害が発生した。この事態に対する支援を求めた。
松本市への要請は6日、JA松本市と合同で行った。JA松本ハイランドからは伊藤茂組合長が参加。被害施設の撤去・復旧に必要な経費や融雪材購入費用に対する支援などを求める要請書を坪田明男副市長へ手渡した。「JAは活動を始めているが、農家が再生産の意欲を失わないよう、行政にも支援を願いたい」と要請した。
坪田副市長は「農家が希望を持って農業に取り組めるようしっかり支援したい」と話した。
JAでは同日、生坂村と麻績村、筑北村、朝日村に、7日は安曇野市と山形村に同様の要請を行った。