伊藤組合長から修了証を受け取る大学生。女性の参加も多い
JA松本ハイランドは、松本市の同JA本所で2013年度の熟年農業大学の修了式を行った。20人が9ヵ月にわたって12回の講義や実習を受け、農業に関する知識や技術を学んだ。
同大学は同市との共催。今年度は40〜60代の男女が受講した。修了式では、伊藤茂代表理事組合長が「習得した知識や技術を生かし、安全で安心なうまい農産物を作ってほしい」と激励した。
市内から参加した山岸賢三さん(60)は「多くを学べた大学だった。わたしたちの心の大地に種はまかれた。この種に水や肥料をやり、大切に育てていきたい」と意気込みを見せた。
同大学は、01年に開講。これまで325人が修了し、中には農産物を出荷するようになった修了生もいる。新年度の募集は4月から始める。問い合わせは同JA営農部営農企画課、(電)0263(29)0394。