コンクールの入賞者
佐久園芸生産振興協議会は、果樹生産者の集いを佐久市の合同庁舎で開いた。生産者ら約90人が出席。将来を見据えて生産体制を強化し、農家らの栽培技術の向上を目指すことを申し合わせた。
同協議会は県佐久地方事務所、佐久農業改良普及センター、JA全農長野東信事業所、JA佐久浅間などで構成。佐久農業改良普及センターの上杉壽和所長は「産地として佐久の果実に誇りと自信を持ち、消費者においしさを届けよう」と、協力を求めた。県連合青果(株)の永井一嘉取締役営業部長は「食味が良ければ売れる。消費者の記憶に残るのは購入価格ではなく味だ」と強調した。
JA全農県本部の小池洋男技術顧問は「果樹産業グローバル時代に生き残りをかけて」と題し、リンゴ栽培が盛んなイタリア南チロル地方の高密植栽培を紹介した。
ステージでは同協議会主催の2013年度佐久プルーンコンクールの表彰式も行い、県知事賞に佐久穂町の嶋粼冨美さんが初受賞した。