営農指導者会議での研究発表会の様子
JA須高営農指導者会議は、同JA本所で第4回の研究発表会を開いた。最も優れた研究発表として「きのこ高生産培地への取り組み」を報告した農業振興課の丸山道隆さんに同JA組合長賞を贈った。
発表会では営農技術員や販売担当者の代表6人が報告した。今年は「JAタウンによるインターネット販売の現状と課題」や「桃の生産振興について」や「青果市場の仕組みから見える販売対策について」などが主なテーマだった。審査員は常勤役員や中央会長野支所長が担当した。
丸山技術員は、きのこの価格低迷や原材料の高騰、品質・収量のばらつきなど生産者の負担が大きくなっていることを課題とし、新しい培地の開発に取り組んだ。新しい培地は、安価で収量が増え、品質が安定していると成果を説明した。
JAの牧良一組合長は「この成果を組合員につなげ、営農指導に生かしてほしい」と話した。