白ネギの播種、育苗管理確認

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播種の実演を見学する参加者ら

JA上伊那野菜部会白ネギ専門部は、白ネギの播種(はしゅ)・育苗管理講習会を南箕輪村の伊那広域選荷場で開いた。白ネギは野菜の中でも収益率が高く収穫期に幅があることから、JAは「超重点推進品目」に掲げて産地化を進めている。講習には自家育苗する生産者ら約60人が出席し、育苗ハウス内を気温20〜25度に保つことなど育苗のポイントを確認した。
講習会では、JA営農担当職員が苗床の作り方や温度管理、かん水など育苗時に大切な要点を説明。今年は3月まで平年と比べ寒気の影響を受けやすいとの予報を踏まえ、ハウス内の温度を20〜25度に徹底管理することなどを確認した。
同専門部の那須野要助部長は「収穫量は育苗次第で変わる。いい苗を作ってほしい」と呼び掛けた。
また、播種に必要なチェーンポットを甜菜(てんさい)の搾りかすで製造する製糖メーカー「日本甜菜製糖」が、キットによる播種を実演した。

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