下火になったどんど焼きにの火で「まゆだま」を焼く児童たち
須坂市内の小学生らが参加して農業を学ぶ、信州須坂農業小学校豊丘校の児童30人は、管内豊丘地区のそのさとホールで、無病息災を願う伝統行事の繭玉作りと、どんど焼きを体験した。2013年度最後の授業として“農家先生”の手ほどきを受けながら、米の粉を使って繭玉を作った。
どんど焼きは、近くの田んぼで竹やわらで作った高さ4メートルほどのやぐらに、児童の代表が火を入れた。パンパンと竹が破裂する音がし、下火になったところで繭玉を焼いた。
栗ガ丘小学校4年生の中牧大輝さんは「繭玉は、もちもちしていて、おいしかった」と話していた。