袋にメッセージやイラストを書く参加者
国際協力田運動の援助米の発送準備をしようと、地域ボランティアやJA佐久浅間職員ら約20人は、佐久市本新町の井出謙吉さんのビニールハウスで米の袋詰め作業を行った。絵や伝言を書きこんだ米袋6枚に、丁寧に米180キロを移し入れた。
井出さんは、同運動で米を送る、アフリカのマリ共和国の概要や発送の様子を説明。「援助米作りの仕上げ。最後まで心を込めて作業しよう」と呼び掛けた。クレヨンやフェルトペンを使って国旗や富士山、着物などの絵を描いて産地を伝えた。
参加者は「井出さんの取り組みを知ってから、毎年参加している。マリ共和国の人に、おいしいお米を食べてもらいたい」と話していた。