わらを編んで庭木用の笠を作る参加者ら
JA信州諏訪が運営する資材店のJAファームふじみは、富士見町の同店で農園芸教室「JAファームカレッジ」を開いた。同町や茅野市、原村から主婦など12人が参加し、霜や雪から庭木を守る「わらぼっち」作りを体験した。
わらぼっちは、わらを編んで作る庭木用の笠。茅野市内の庭師が講師を務め、編み方や庭木への掛け方を指導した。参加者らは、ひとつかみほどのわらを編み込みながら1時間ほどで完成させた。参加した富士見町の小口栄子さんは「大切にしている庭のボタンやツツジに掛けたい」と話した。
同カレッジは、JAファーム茅野、ふじみ両店で3〜12月に毎月開いている。野菜の育て方や季節に応じた花の寄せ植えなどを教えている。