「ふじ」の収穫を楽しむオーナー家族ら
上伊那中部地区(伊那市、南箕輪村)のリンゴオーナー園で2日間、収穫祭が開かれた。2013年は同地区でリンゴの木883本を対象に契約が結ばれた。受け入れた21園には県内外から約3700人以上のオーナーやその家族が訪れた。
伊那市西箕輪の重盛正さんの園では「ふじ」の木150人が契約され、主に中京方面からオーナー家族が足を運んだ。重盛さんの園は1997年から中部地区で最初に受け入れを始め、繰り返し契約するオーナーが多い。
今年は春の凍霜害に加え、10月の台風の影響でさびや擦り傷がついているものもあるが、夏の高温のおかげで味は良い。
母親の紹介で毎年園を訪れているという、岐阜県各務原市の伯耆真理子さん(37)は「自分でリンゴを収穫するのは楽しい。子どもたちもすごく喜んでいる」と話していた。