市田柿皮むき、衛生を徹底

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皮むき、干し作業の実演説明

飯田下伊那地域の特産品、市田柿の収穫、加工シーズンを前に、新規従業者を対象にした講習会が22日、飯田市座光寺のJAみなみ信州旧選果場であった。44人が参加し、安全・衛生管理を徹底した収穫と皮むき、干し作業の手法を学んだ。
JAみなみ信州、県下伊那農業改良普及センターの職員らが指導し、乾燥までの全工程のうち、前半部分となる収穫や皮むき、干し作業の概要を伝えた。
収穫では、以後の作業の手間を省くため、へたを残しつつ、丁寧にもぎ取るようアドバイス。脚立などの上って行う際の注意点も伝えた。皮むき、干しの作業は、衛生管理の手法を伝え、帽子、マスク、手袋、作業服の着用方法や段階ごとに行うアルコール除菌などの工程を紹介。作業体験もした。
JAみなみ信州営農部によると、市田柿の収穫は月末にも本格化する見通し。加工後は柿すだれにして12月上旬まで乾燥させる。

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