新支所前でのテープカット
JAみなみ信州は、飯田市の建設中だった同JA下久堅支所の竣工(しゅんこう)式を行った。JA、行政、工事関係者ら約40人が出席した。
同支所は現建屋の約半分を取り壊して建設した。鉄骨平屋で面積は340平方メートル、営農、金融、共済、組合員課の機能を同じフロアに集約。大きな会議室などは可能な限り減らしたコンパクトな設計になっている。
今年度中には残り半分も取り壊し、跡地に自治振興センターと公民館を建設する。
同JAの矢澤輝海代表理事組合長は「飯田市で初めて行政と一体となって支所づくりを行うことができた。新しい支所を地域の拠点施設として活用を」とあいさつ。
飯田市の佐藤健副市長は「新しい施設を地域づくり、防災拠点として整備していく上で、JAは心強いパートナー。お互いに協力し合って取り組みたい」と話した。