稲刈り体験をする児童ら
小布施町の栗ガ丘小学校5年生3学級84人は、小布施町の延徳田んぼで稲刈り作業を体験した。児童らは黄金色に実った「風さやか」の稲を一生懸命刈り取った。残った稲はコンバインで刈り取り、国際援助米として来年1月にアフリカのマリ共和国へ送られる予定だ。
作業は5月29日に児童たち自らが植えた田んぼで行われた。JA須高営農生活部農業振興課が町教育委員会の協賛で毎年行っている。
JAの営農技術員が稲の刈り取り方法を説明し、地元の農業委員らに教わりながら稲を刈り取り、わらで束ね、軽トラックまで運んだ。
児童らは田んぼにすむイナゴやトンボ、カエルと触れ合いながら「稲刈りって楽しい」「わらで束ねるのが面白い」と大喜び。稲刈り鎌に苦戦しながらも、慣れてくると手際よく作業していた。