現場の取り組み紹介、学生の発表も

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基調講演やシンポジウムなどを行った研究会

JA長野厚生連とジェイエー長野会、佐久大学信州短期大学部はこのほど、同大学で第2回介護環境改善研究会を開いた。介護現場の職員や学部学生、高校生、行政関係者ら約250人が参加した。
基調講演では、特別養護老人ホームローマンうえだの櫻井記子さんが「介護の魅力・希望〜人間の美しさに出会う旅」と題し、施設で行っている取り組みを紹介しながら、介護の魅力や希望を語った。
シンポジウムでは、総合司会の厚生連佐久総合病院小海診療所長の北澤彰浩さんと高校教諭や同大学OG、同大学教授、病院看護部長、行政関係者をゲストに招き、基調講演を行った櫻井さんをアドバイザーに、それぞれの立場から「介護の希望」について議論を交わした。
参加した学生からは「実際に介護現場で働いている人の話を聞けてよかった。早く現場に出て、経験を積みたい」「将来自分がどんな介護をしたいのか、真剣に考えることができた」「介護する人、される人両方のことを考えた介護の取り組みの重要性を学べてよかった」などの声があった。
この他、各施設における介護環境改善の取り組みなどの現状報告や、学生による「理想の介護福祉士像」についての発表なども行われた。

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