説明を行う宮下さんとそれを聞く子供たち
JAみなみ信州松川支所は、松川町で第6回JAあぐりスクールを行った。同スクールは、毎月1回開いている。この日は15人の子どもとスタッフ12人が参加し、リンゴ、サツマイモ、ブロッコリーの観察とダイコンの種まきをした。
リンゴの観察では、同町の農家・宮下智博さんが「リンゴの木も人間と同じように病気になるが、よく観察すると、なんとかして生きようとする木の生命力を感じることができる」などと説明。子どもたちは熱心に聞いていた=写真。
JA上片桐事業所長の倉田吉彦さんは「9月は、果樹や米の収穫時期。季節ごとの作物の観察や収穫を通じ、一年を通じての作物の生育の様子を学んでほしい」と呼び掛けた。
実習の後は、半期を振り返って感想文作成をした。今後はサツマイモやリンゴの収穫、JA祭での収穫物の販売などを予定している。