特産のブドウを求めて集まる来場者ら
長野県内のブドウ主産地のJAが25日までに開いた「ぶどう祭り」に、大勢の客が来場した。各JAは県オリジナル品種「ナガノパープル」や黄色系の新品種「シャインマスカット」などの有望品種を看板に、試食や直場会などを通じて産地自慢のブドウを売り込んだ。
イベントは開催7年目。県内外の消費者に認知が進んだこともあり、22日の開催当日は開店待ちで100人を超す人が並んだ。午前9時の開店から午後3時の閉店までに1700ケース(約7トン)を完売した。
会場では、ブドウの試食会や恒例イベント「ぶどうの粒当てクイズ」の他、消費拡大を目的とした牛乳のプレゼントや牛肉の試食にも大勢の来場者が集まり、客足は途絶えることがなかった。
JA須高ぶどう部会は管内の須坂市、小布施町、高山村と共催し、「すこうぶどう祭り2013」を須坂市のA・コープすこう店で開いた。地元で生まれた「ナガノパープル」や新品種「シャインマスカット」を中心に、「巨峰」「ピオーネ」など旬のブドウを求めて大勢の客が訪れ、「過去最高ににぎわい」(同JA)となった。