更北農業塾を生産者と開講

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摘果の管理作業などを学ぶ参加者

JAグリーン長野管内で、担い手の確保に向けた取り組みが本格化している。JAはこのほど、地域で活躍し農業経営や技術に優れた生産者「営農相談員」と協力して長野市真島町周辺を中心に更北農業塾を立ち上げた。地域により開かれたJAの営農指導をしていくことが狙いだ。対象となる担い手は、定年帰農、女性農業者、I・Uターン。同塾には34人の受講生が参加した。1年間を通してブドウ、桃、リンゴを中心に栽培管理について学んでいく。
参加者は「先代から継いだ農地を守りたい」「技術を習得して農業で生計を立てたい」などそれぞれの思いを持って同塾に参加している。JAと「営農相談員」が巡回指導会、講習会などを開いて担い手支援の輪を広げる。また、希望があれば「営農相談員」による個々の営農指導にも対応していく。

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