米消費拡大へ、お粥ポット贈る

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お粥ポットなどを贈ったJAの宮粼監事(左)と曽我村長

JA上伊那や農業関係者でつくる上伊那農政対策委員会は3日から、管内8市町村に「お粥(かゆ)ポット」と「お米割引券」の贈呈を始めた。米の消費が減少する中、離乳食にお粥を食べてもらうことで小さいころから米の味に親しんでもらい、将来の米消費拡大につなげようと毎年行っている。
誕生した第一子と管内に転入してきた子どもには、炊飯器でご飯と一緒に炊けるステンレス製の「お粥ポット」を、第二子からは管内のA・コープ店や同JAの直売所で米購入の際に使える割引券を贈る。
中川村では3日に贈呈式が行われ、同JAの宮粼礼治監事と松澤文昭支所長が役場を訪れ、曽我逸郎村長に手渡した。曽我村長は「手作りのお粥を作って食べさせることで、母と子のコミュニケーションにもつながっている」と現状を話し、礼を述べた。
今年は上伊那全体でお粥ポット797個、お米割引券1465枚が贈られる。

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