適正なリンゴ摘果学ぶ

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凍霜害に対する注意点などを確認したリンゴの現地指導会

茅野市内の果樹農家でつくるJA信州諏訪果樹部会茅野支部は、同部会員のリンゴ園3ヵ所で現地指導会を開いた。34人が参加。諏訪農業改良普及センターの井ノ口和人普及指導員から摘果の指導を受け、大きくて形のいい実以外を切るなどの注意点を確認した。摘果は生育に応じて「あら摘果」「仕上げ摘果」「見直し摘果」を段階的に行う。現在、同部会員は今月上旬にかけて「あら摘果」作業を進めている。
同市では園地によって、凍霜害が確認されている。これを受け、井ノ口さんは「凍霜害の発生した年は、影響を見極めようとするあまり、摘果が遅れがちになる」と指摘。「作業可能な園地から計画的に摘果を進めてほしい」と呼び掛けた。

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