祈願祭に出席した生産部会代表者やJA役職員
JA松本ハイランド農政協議会は5月30日、松本市郊外にある鉢伏山(標高1929メートル)の鉢伏権現社で、豊作祈願祭を行った。生産部会代表やJA役職員12人が参加。農産物の自然災害や農作業事故が起こらないよう祈った。
祈願祭は、2000年夏の降ひょうでスイカが壊滅状態となり、総額30億円にも上る被害を受けたことから始まった。翌年から毎年行っている。社に海と山の幸などを奉納し、同JA組合長でもある同協議会の伊藤茂会長が祝詞をあげた。
伊藤会長は「豊かな実りとともに、農家の皆さんにけががなく、無事に過ごせる一年になることを願った」と話した。