植樹に約1400人が参加
長野県や佐久市、中部森林管理局などが主催する第64回県植樹祭「ふるさと森づくり県民の集い」がこのほど、同市の臼田総合運動公園で開かれた。
地元小学校のみどりの少年団が森や林、自然を大切にするとした、みどりのふれあい宣言文を読み上げた他、キジを放鳥。県内各地から参加した約1400人が、同公園周囲の市有林に同市の木であるカラマツ2500本の他、ドウダンツツジ、オオヤマザクラなど約500本の苗木を植えた。参加者は、スコップやくわで穴を掘り、約80センチの苗木を丁寧に定植。カラマツ床を整理し、記念標柱を設置した。
当日は、地元物産の展示や販売をした他、豚汁を振る舞った。JA佐久浅間は、しらかばアイス・ヨーグルト工場が出店。来場者に商品をPRしながら販売し好評だった。
植樹に参加した同市立切原小学校5年生の平林伸健君(10)は「大人になるまでにどれだけ大きくなるんだろう」と話した。県は2016年、第67回全国植樹祭の開催を目指している。