組合員限定の特別定期貯金「協同の力」をPRするJA上伊那の職員(長野県伊那市で)
長野県のJA上伊那金融共済部は、同JAの組合員限定の特別金利定期貯金「協同の力」を販売している。JAは「組合員3万人」を目標に加入促進運動を進めており、同部は貯金金利が低下する中、組合員のメリットの一つとして商品をPRし、地域利用者の組合員加入につなげたい考えだ。
組合員限定の商品を販売するのは今回が初めて。商品は8月30日までの期間限定でJAの個人の正組合員、准組合員が対象だ。新規の預け入れに限り、3年ものの定期貯金を年0.3%の金利(税引き後0.239%)で預かる。販売予定額は50億円で予定額に達した場合は終了となる。
同部の福澤一成次長は「商品を通じて契約者の家族や仲間が組合員に加入するなど、組合員の輪が広がりJAに関心を持つ人が増えてくれればうれしい」と話す。