すくすく育て、牛の放牧開始

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千代里牧場で始まった牛の放牧

長野県小海町の町営千代里牧場で、牛の放牧が始まった。約240ヘクタールある牧場は、八ヶ岳東麓、標高1200〜1400メートルに広がる。体格検査や投薬を済ませた繁殖牛・育成牛約50頭が放牧された。
放牧牛の多くは妊娠しており、そのほとんどが放牧期間中に出産する。広い牧場で育った牛は、ストレスが少なく、足腰が強く健康に育つ。農家にとっては肥育管理の労力を軽減できる他、飼料価格が高騰する中、育成コスト削減にもなる。
JA長野八ヶ岳管内では、海ノ口牧場、板橋牧場、平沢牧場、JA全農長野八ヶ岳牧場などで100頭以上の放牧を実施。牛たちは10月までの間を、雄大で涼しい牧場で過ごす。

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