凍霜害を現地調査

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リンゴ園で凍霜害の被害状況を視察する大槻会長(中)(2日、長野県安曇野市で)

JA長野県グループは1、2の両日、4月に県内で発生した雪害・凍霜害による農産物被害の状況を現地で調査した。今後、県行政や農業共済へ要請を行うとともに、JAグループの力を結集し、被災農家を支援していく考えだ。
現地調査は1日にJA上伊那、JAみなみ信州、JA塩尻市、JA洗馬を、2日にJA松本ハイランド、JAあづみで実施。柿や梨、リンゴの園地に出向き、農産物被害の状況や当面の技術的対策を地元JAの担当者から説明を受けた。JA長野中央会・各連合会の大槻憲雄会長は「果樹、野菜を中心に大きな災害が発生し大変残念だ。JAグループ一体で被災農家を支援したい」と述べた。
JA県グループは今後、県農業団体災害対策協議会を通じて、県知事や農業共済組合連合会に支援の働き掛けを行うとともに、被災農家に対して地元JAが行う特別対策事業への支援を検討していく。

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