堅調な取引となった今年度最初の子牛せり
JA全農長野県本部は、木曽町にある長野県中央家畜市場で2013年度最初の和子牛、成牛、乳牛の家畜市場を開いた。
和子牛は344頭の取引が成立し、1頭当たりの平均価格は47万7259円と、前回(2月)比3万1810円高。このうち雌は156頭で平均は44万6311円、同3万2622円高。去勢は188頭で平均は50万2939円、同2万7087円高だった。
滋賀、三重、愛知の各県や県内から購買者が集まり、活発な取引となった。関係者は「全国的な出荷不足で枝肉相場は堅調。また、現在購入した子牛の出荷が2年後の年末需要期と重なるため、全国的に子牛相場が高く、好相場になった」と話している。
市場に伴う子牛共進会の結果は次の通り。
◇去勢▽最優秀賞=寺沢清史(木曽町)▽優秀賞=伊藤太郎(川上村)◇雌▽最優秀賞=中畑正(木曽町)▽優秀賞=井出誓治(大桑村)