無核ブドウ主体に

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JA須高ぶどう部会は、部会員や関係者約130人が集まり「ぶどう生産振興大会」を開いた。鈴木智彦部会長は「ナガノパープルの人気が、ようやく全国的になった。日本一の産地として、一層の生産拡大と品質向上を図り、産地化へ一丸となって取り組みたい」とあいさつした。
大会では「ナガノパープル」「シャインマスカット」、種無し「ピオーネ」、無核「巨峰」を主体に、JA須高ブランドの早期産地化を振興方針に掲げた。有核「巨峰」一辺倒から脱却した新しい産地を目指して、品質と栽培技術の向上、生産の拡大を全会一致で確認した。
長野農業改良普及センターからは、2012年度のブドウ生産の課題と対策について説明があった。「シャインマスカット」の生産量が全国的に増加する中、産地として品質の統一を早期に図る重要性や、全国一の生産量を誇る「ナガノパープル」の房作りのポイント、裂果防止策など、基本的な栽培技術を確認した。

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