知っているようで知らない 3つの特徴
その1 技術が必要なブロッコリー栽培
播種、育苗、栽培と一つひとつの工程に手間がかかるブロッコリーは、栽培に技術を要する野菜です。アブラナ科でアブラムシの被害を受けやすいため、マリーゴールドを植栽して土づくりから害虫予防を行っています。また、長期予報はもちろん、エルニーニョ現象やラニーニャ現象にも注目しながら栽培計画が立てられています。
その2
ブロッコリーは出荷時の
温度管理も大切
気温18〜23度の冷涼な気候を好むブロッコリー。出荷時にも、夏場の高温・多湿で鮮度が落ちないよう、出荷用の発泡スチロール箱に氷詰めも行い、製氷施設を整えたトラックに積み込んでいます。徹底した温度管理により、信州産ブロッコリーの品質が守られているのです。
その3 信州産のブロッコリーは全国に出荷
JAでは国産の安定供給に向けてブロッコリーの生産拡大を進めています。JA佐久浅間(3000トン)、JA長野八ヶ岳(1200トン)、JA信州諏訪(760トン)など、浅間山や八ヶ岳周辺の高原地域で栽培され、5月下旬から11月上旬頃まで、県内や首都圏に出荷されています。
出典:JA長野県ウェブマガジン「長野県のおいしい食べ方」