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アスパラガス

信州のアスパラガスは食材のオールラウンダー

アスパラガス

締った穂先と、鮮やかな緑色が長野県産グリーンアスパラガスの特徴。 その生産量は全国2位を誇り、最盛期の春はもちろんハウス栽培によって1月から9月まで出荷されています。穂先がしまっており、茎にある程度太さのあるものを選びましょう。

知っているようで知らない アスパラガス3つの特徴

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その1 アスパラは新芽を食べている

アスパラは正しくはアスパラガスと言い、クサキカズラ科の多年草です。「たくさん分かれる」という意味のギリシャ語が語源で「新芽」を表すのだとか。アスパラを食べるのは、竹の新芽である「タケノコ」を食べるのと似ています。通常畑に植えてから3年目で収穫ができるようになり、ピークが4~5年目で、10年目くらいまで収穫ができます。伸びるのが早く、朝と夕方の2回収穫するのです。

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その2 ちょっとユニークな
アスパラの種まき

アスパラガスの種まきはちょっとユニークです。土のくぼみに種を入れていくのですが、使う道具は「野菜播種板(やさいはしゅばん)」という上下に2枚の板が重なり、それぞれに穴が空いているもの。まずはアスパラガスの種を上の板にザーッと出し、両手で板を抱えながら、穴に種がはまるように左右に動かします。このあとトレーの種に土をかぶせ、水をあげ、被覆して25度設定のハウスに10日ほど置くと発芽します。

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その3 アスパラの栽培は温度管理が大切

アスパラ栽培の中で一番気を使うのが温度管理です。寒い3月には温度が適温に上がるようにハウスの中で更にもう一枚シートを被せていますし、日中の温度が上がりすぎるときにはハウス内が30度を越してしまうので、ハウスを空けて外気が入るよう温度を下げます。赤ん坊を世話するのとよく似ています。

出典:JA長野県ウェブマガジン「長野県のおいしい食べ方」

出荷数量

【生産概要】
出荷量
3,050t
出荷時期
3月上旬~9月中旬
出荷産地
飯山市・中野市・伊那市 ほか

全国シェア

県別ベスト3
1位:北海道
2位:長野県
3位:佐賀県

統計年度:農林水産省統計部発表資料
(平成23年度)

長野県で1年間に収穫されるアスパラ(3050t、1本25cm使用)を全て繋げると、地球半周(約2万km)の長さになります。
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