全国1位の生産量! 信州のセロリはフレッシュ&ほろ苦さが自慢
知っているようで知らない 3つの特徴
その1
長野県の生産現場では
「セルリー」と呼ばれています
イタリア料理には欠かせない存在のセルリーは、一般的には「セロリ」「セロリー」などと言われていますが、英語で書くと「celery」で、これをフランスなまりで読むと「セルリー」となるんです。洋食が普及しはじめた明治になってから、まずは長野県松本市で商用の生産がはじまり、長野県の生産現場では古くからこれを「セルリー」と呼ぶ慣習があるのです。
その2
花を咲かせないよう温度管理に
気をつけて栽培します
セルリーは、15度以上~25度以下が適温とされています。温度が低いと、芯と呼ばれる中心の部分が無くなったり(芯なし)、芯が2つあるといった現象が発生してしまいまうのですが、これは収穫するまで分からないのです。また、低温だと花が咲いてしまい、そうなると出荷できなくなってしまいます。セルリーは花を咲かせないように栽培されている野菜なんです。
その3
セルリーの収穫は
深夜から朝方にかけて行われます
温度管理に気をつけなければならないセルリーの収穫は、なんと夜中の1時頃から朝にかけて、暗がりのなかヘッドライトをつけながら行われます。気温が上がると水分が抜けてしまうため、夜収穫されたセルリーを朝のうちに集荷場に運びます。
出典:JA長野県ウェブマガジン「長野県のおいしい食べ方」