日本ナシ&西洋ナシ。どちらも比べられないおいしさ
知っているようで知らない 3つの特徴
その1
時間と手間が
「南水」の品質を守る
南信州伊那谷生まれの「南水」は枝が堅い上に樹勢が強いため、剪定が難しいことが特徴です。結実も難しいため、毎年、農家が一つひとつ手作業で受粉を行い、木を対話をするように丁寧に栽培しています。農家のたゆまぬ努力により、信州ブランドナシの品質が守られているのです。
その2
西洋ナシのおいしさを決める
追熟期間
西洋ナシは収穫後、農産物物流センターに運ばれ、気温5度に保たれた保冷庫のなかで10日〜2週間保管され、ゆるやかに追熟を促しています。この追熟により、甘みが増し、歯触りもなめらかになります。その後、熟練した職員により大きさや品質で選別され、各家庭に届けられるのです。
その3
果実のおいしさを見分ける
ユニークな等級ネーム
JAみなみ信州いいだ果実選果場では果実のおいしさを見分ける光センサー付き選果機により、果実の味わいの等級が決められています。形と熟度が良好で、さらに糖度が14度以上と判定されたナシには最上級の等級「太鼓判」が。また、形は少し劣っていても、糖度14度以上というナシには、糖分が優れていることから「優糖生」の等級が付けられています。
出典:JA長野県ウェブマガジン「長野県のおいしい食べ方」