健康セミナーで、肥満症治療学ぶ

厚生連
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肥満症治療についての講演会

JA長野厚生連長野松代総合病院は5月下旬、第3回市民健康セミナーを長野市のホテルメルパルク長野で開き、約120人が参加した。地域住民に身近な疾患についての話題を提供し、自身の健康管理に役立ててもらうことを目的に毎年開いている。今回は肥満症治療がテーマ。
同院消化器内科の前川智部長が「肥満症の内科的治療について~食事療法と内視鏡的胃内バルーン留置術~」と題し講演。同院では昨年8月からダイエット診療を始めた。前川医師は、糖質制限食による食事療法をはじめ、さまざまな活動を組み入れた教育入院(ダイエット入院)と、食事療法では減量が困難な患者を対象とした「内視鏡的胃内バルーン留置術」について、自身の研究結果を踏まえながら解説した。
また、東京の四谷メディカルキューブ減量・糖尿病外科センター臨床研究管理部の関洋介部長が「肥満・糖尿病に対するきずの小さな手術治療」について講演した。関医師は、食事療法での肥満症治療が難しい重度肥満症患者に対して「腹腔(ふくくう)鏡」という内視鏡による胃の外科手術を専門に行っている。開腹手術と異なり手術による傷が小さく済み、入院期間も短い。肥満症に伴う糖尿病・高血圧なども改善させるという効果がある。関医師は「患者さんにとっての"最適治療"を求めていきたい」と話す。