女性営農技術員、研修で情報交換

JA長野県営農指導者会議とJA長野県営農センターは11日、松本市で、JA女性営農技術員研修会を開いた。県内JAの女性営農技術員ら18人が参加。PALネットながの(県農業青年クラブ)会長の殿倉由起子さんの講演やグループワークで学んだ。
女性の営農技術員は、年々増えている。情報交換や意見交換で仕事の幅を広げるきっかけ作りを目的に開いた。
殿倉さんは「農業のイメージを変えるにも、資材などのデザインが大事。新3Kの(1)かっこよく(2)感動がある(3)稼げる―農業を目指すことが必要だ。農業の思いを外に発信してほしい」と呼び掛けた。
「組合員に期待される営農技術員となるために」をテーマに、グループワークをした。殿倉さんを交えて話し合い、組合員と共にチャレンジする気持ちや、業務外で横のつながりを持つことが重要との意見が出た。
参加者は「殿倉さんの講演は非常に分かりやすかった。女性技術員だからこそできることがたくさんあると考えさせられた」と話した。

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