江本高幸さん栄冠

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出品されたリンゴを見定めるコンクール審査員ら

JA中野市りんご・もも部会は11月下旬、品質や技術の向上と中野市産リンゴのPRを目的に、「第6回サンふじコンクール」を同市で開いた。最優秀賞には、同市長丘地区の江本高幸さんが選ばれた。
着色や糖度、玉ぞろいなど5項目の基準で、県北信農業改良普及センター、JA、同部会役員らが厳正に審査。計57点の出品の中から、17点の入賞を選んだ。審査員は「今年は台風が多い悪条件下であったにも関わらず、着色が良好で果形のそろった高品質なものが出品された。生産者の努力に敬意を表したい」と話した。
出品されたリンゴは翌日、信州中野いきいき館で開かれた「ふじまつり」で受賞品として販売され、開場2時間ほどで完売した。「シナノゴールド」、赤肉系品種「いろどり」なども販売され、サンふじと合わせて買い求める来場者も多く、前年を上回る好調な売り上げだった。

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