JA長野県農産物直売所ネットワークは19日、ヤツレン「南牧村農畜産物直売所」と「道の駅ヘルシーテラス佐久南」内JA佐久浅間農産物直売所で視察・情報交換会議を開いた。JAや関係団体の直売所担当者ら17人が参加した。
県内JA直売所の優良事例を直売所担当者が相互に視察し情報交換をすることで、各店舗の改善につなげ、県全体の店舗の活性化を目指す。「生産者とともに取り組む売り場づくり」をテーマに、2015年から取り組んでいる。
南牧村農畜産物直売所では、野菜ソムリエの資格を持つ生産者3人が出席。積極的な商品づくりや、利用客とのコミュニケーションづくりについて説明した。参加JA担当者との意見交換もした。
JA信州うえだ営農販売部直販課の大村邦彦主任は「若手女性が中心となった売り場づくりの話を聞けてよかった。オリジナリティーがあり、大変参考になった」と話す。　
今後も同会議を継続して開き、同じ直売所運営者の目線で各店舗の売場づくりについて話し合い、活性化や集客増を目指す。