将来担うリーダーを

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グループワークで発表する受講生

JA長野中央会は13日、長野市のJA長野県総合研修所でJA広島中央会、JA富山中央会と合同で中核人材養成研修を開いた。長野県の中核人材養成研修を他県と合同で開くのは3回目で、JA富山中央会は今年度初めて参加した。長野県から13人、広島県から27人、富山県から7人の受講生が参加し、積極的に情報交換や交流を図った。
JA長野地域開発機構の西井賢悟客員研究員が「地域・支店から戦略を考える―アクティブメンバーシップの強化に向けて」と題して講演した。「今、JAが世間からどう見られているのか、どういう点が批判されているのか確認する必要がある。能動的な活気のあるJAが求められていて、支店協同活動で元気な支店をつくる必要がある」と話し、全国で広がっている支店協同活動の事例を紹介した。
また、「支店協同活動を通じてアクティブメンバーシップを強化する」をテーマにグループワークをし、受講生からさまざまなアイデアが出された。受講生は「他の県との情報交換ができ、有意義だった。一層のJA自己改革を進めたい」と話し、合同開催の意義を感じた。
長野県の中核人材養成研修は将来のJAを担う中核的人材、組織改革を具体的に実践できるリーダーの養成を目的に、今年で11期目になる。

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