農作業事故に気を付けよう

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ちらしを配る職員

県とJA長野県営農センターなどでつくる県農作業安全推進会議は4日、農作業中の事故防止の徹底を図ろうとJR長野駅善光寺口で啓発ちらしを配った。
昨年1年間の県内の農作業中の死亡事故は18件。1971年の統計開始以来、96年と並んで過去最多を記録した。今年もすでに6件起きていて、1日から始まった秋の農作業安全運動月間に合わせて取り組んだ。
県のPRキャラクター「アルクマ」と安全ヘルメットをかぶった同センター職員らが駅の乗降客らにちらしを配った。「収穫シーズン。家族や仲間と声を掛け合って事故に気を付けて」と訴えた。
同センターによると、特に高齢者の事故が増えており「トラクター乗車の際はシートベルト、ヘルメットを着用して転倒や転落に備えるなど、安全確保に一層注意してほしい」と呼び掛けている。

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