特産レタス学び、学校の畑で収穫

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レタスを収穫する児童ら

川上村第一小学校は、毎年3年生が総合学習の一環として、学校の畑でレタス栽培をしている。7月中旬、3年生16人と保護者らが8玉入りコンテナ210ケース分を収穫した。JA長野八ケ岳川上支所の支援を受けて、種まきから収穫、スーパー向けの出荷まで経験し、実践的に学んだ。
今年は5月8日に種をまき、6月1日に約3アールの畑に2000株の苗を植え付け、7月19日に収穫を迎えた。児童は、収穫の仕方を保護者に教わりながら、1時間ほどかけて収穫した。
収穫したレタスは、JA川上支所を通じて契約先である広島県のスーパー、フレスタに出荷。児童らが作った村の歴史やレタスの栽培方法、レシピをまとめたリーフレットを添えて販売された。一部は、保護者と一緒にサンドイッチを作って食べた他、サラダにして全校児童に振る舞われた。
担任の高坂泉教諭は「村の特産物のレタス作りを通して、家族の仕事や自分たちが住む地域の素晴らしさを学んでほしい」と期待を寄せる。
JA川上支所は、村の基幹産業である農業を体験してもらい、村への愛着と理解を深めてもらおうと、肥料の提供や販売先との調整などの支援をしている。

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