花に興味持って、各支所 ポット苗配る

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ポスターと苗を手にする南牧支所職員

JA長野八ケ岳花卉(かき)専門委員会は6月下旬、管内の各支所で花のポット苗を無料で配った。JA管内は野菜生産が中心。農家に花き栽培に興味を持ってもらい、生産者拡大につなげることを目的に、4年前から取り組んでいる。
今年は、スプレイ菊5種類1500株と、グラジオラス3種類600株を用意し、管内の7支所で配った。支所を訪れる利用者が自由に持ち帰れるように入り口に苗を並べ、親しみを持ってもらえるように、品種と名称を掲載したポスターとちらしを手作りして張り出した。用意した2100本の苗は、10日ほどでなくなった。
花き担当者は「配布日の問い合わせなども増え、反響も多くなってきている。持ち帰った苗を大切に育ててもらい、まずは管内産の花に興味を持ってほしい」と話す。今年度は管内全支所で、花き栽培の講習会を開く予定だ。
JA管内の気候は、花き栽培に適していて、同委員会では輪菊やスプレイ菊を中心に、年間約5万ケース(菊類1ケース100本)の出荷を目標に栽培に取り組んでいる。

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