恋月荘が移転、八ヶ岳の麓へ

JA長野厚生連は、富士見高原医療福祉センターが運営する特別養護老人ホーム恋月荘の移転新築に関わる竣工(しゅんこう)式を開いた。厚生連病院や地元関係者ら約90人が出席。地域行政や地元JAからは、施設に期待する多くの声が聞かれた。
施設は2014年4月に地元の諏訪広域連合からセンターに運営移管された。新築した場所は、富士見町の境小学校に隣接し、八ヶ岳の緩やかな南斜面の元牧草地。八ヶ岳、甲斐駒ケ岳の雄大な山並みを望む自然豊かな環境だ。
規模は全室個室ユニット型、長期入所90床、併設短期入所10床を備え、施設中央に広々とした「地域交流スペース」を確保した。
過疎化が進む地域で、住民との交流を積極的に推進し、自然に囲まれながら有意義な時間が過ごせる福祉環境を提供する。
施設は1日から開所している。

MENU