1年養成の株出荷、新品目定着へ試験

JA長野八ヶ岳
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アスパラガスの株を選別する職員

JA長野八ケ岳農業部は5月上旬、南相木村の畑で1年間養成したアスパラガスの株を掘り出し、出荷した。農家とJA職員、JA全農長野の職員らが参加し、選別や袋詰めの作業をした。新品目の試験栽培の位置付けで、出荷した株は県内JAで活用される。
アスパラガスの株養成は、県の事業で2013年から同JAと全農長野が共同で始めた。JA管内の組合員に協力を依頼し、畑で1年間養成した後、掘り出して苗として出荷する。事業は16年で終了したが、南相木支所野菜部会の西澤示郎部会長の協力で、事業終了後も試験栽培を続けている。西澤部会長は、約3アールの畑で約2500株を栽培。今回の収穫では、約1900株を掘り出し選別した。1袋50株入りで37袋をJA信州うえだへ出荷した。
全農長野の担当職員は「JA長野八ケ岳産の苗は、株が大きく出荷先での評価は高い。県内で栽培されるアスパラガスは減少傾向にあり、こういった取り組みを通じて生産量を回復していきたい」と意気込む。
同JAでは、こうした試験栽培を他にも多くの品目で行っていて、将来的に新品目として定着させたい考えだ。