JA中野市と同JAぶどう部会は、2017年度産地パワーアップ事業の募集説明会を開いた。同事業は部会員や管内の生産者らを対象に、「シャインマスカット」の産地拡大を目的に行うもの。
事業の利用を希望する部会員や生産者ら約100人が参加し、JA担当職員の説明を熱心に聞いていた。質問も活発に出され、関心の高さが伺えた。
事業内容は、ブドウ棚の新設や冷蔵保管用の冷蔵庫新設への助成など。「シャインマスカット」の導入を拡大し、3年後に10％以上の販売額増加を見込む生産者を対象に取り組んでいく。
消費者の「シャインマスカット」の認知度やニーズは高く、同JA管内ではブドウ栽培を始める生産者や新規就農者が増えており、栽培面積も増加している。