小海町・北相木村・南相木村花卉（かき）振興協議会は、小海町で第47回花卉園芸品評会を開いた。JA長野八ヶ岳が協賛。輪菊、スプレイ菊を中心とした生産者の自信作計86点が出品された。特賞の佐久地方事務所長賞と品評会長杯には、小海町の佐藤二六さんが出品した輪菊の「三宝」が選ばれた。
生花市場や花卉振興協議会、佐久農業改良普及センター、JA全農長野の担当者が、市場性を考慮しながら、花と草姿のバランス、病害虫の有無などを基準に審査した。特賞に輝いた佐藤さんの輪菊は、花弁の伸び、花首の長さと全体のバランス、葉の大きさの均整が高く評価された。1等のJA長野八ヶ岳組合長賞には、小海町の井上みつ子さんのスプレイ菊「舞風車」が選ばれた。
出品された花は、品評会後に一般公開し、販売した。会場は多くの来場者でにぎわった。