農業振興へ一丸、濵幾洋さん会長

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就任あいさつをする濵会長(左)と小木曽副会長(中)、青栁副会長

JA長野県青年部協議会は18日、長野市のJA長野県ビルで第65回通常総会を開き、2016年度事業計画・予算などを決定した。委任状出席を含め34人の代議員が出席した。
環太平洋連携協定(TPP)に関連し「いま一度、国や政府に対して合意内容を検証し、農業者や国民に対して、国会決議との整合性を踏まえながら、慎重かつ丁寧な国会審議と説明責任を果たすことを強く求める」とした特別決議を行った。
総会では新年度役員も選任。新会長に濵幾洋さん(JA松本ハイランド)、副会長に小木曽章治さん(JAみなみ信州)、青栁聡さん(JAあづみ)を選んだ。
濵新会長は、就任あいさつで「歴代会長が築いてこられた県青協の良き関係を引き継ぎ、盟友各位、各支部、各単組の協力を頂きながら、頑張りたい」と述べた。
総会後、JA全青協の天笠淳家会長から活動報告をした後、菜園生活風来(石川県能美市)店長の西田栄喜さんが講演した。西田さんは省コスト、省力、少量多品種生産によるリスク分散など、小規模農家ならではのメリットを強調。「野菜は人の足音を聞いて育つ。小さいからこそ無農薬、無肥料のおいしい野菜作りにこだわれる」と語った。

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