2次救急医療対応へ、工事の安全願う

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神事での「鍬入れ」

JA長野厚生連小諸厚生総合病院は、地域の2次救急医療病院として新病院を建設し、2017年10月の完成を目指す。
このほど、新築移転工事の安全祈願祭と起工式典を行い、関係の市町村やJA、病院関係者ら約70人が出席し、工事の安全を祈願した。
新病院は、小諸市の旧市役所庁舎跡地に建設され、鉄筋コンクリート造の耐震構造地上7階建て。延べ床面積は2万1103平方メートルで、診療科目29科目、一般病床246床を備える。開院は、17年12月を予定している。
内堀茂理事長は「現病院は、約10万人の生活圏内の救急病院として役割を果たしている。新病院もその機能を損なわず、特色ある病院づくりと、住民の健康増進を支援するシステムの構築を図る」と話した。
同病院の黒栁隆之院長は「開院以来『医療は住民のもの』を基本理念とし、地域の中核病院としての役割を果たすためにまい進してきた。今後も各団体と連携を図るとともに、保健、医療、福祉それぞれの分野で職員一同全力を挙げて地域に必要とされ、信頼され、残るにふさわしい病院を目指していく」と述べた。

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