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プルーン

生のおいしさ知っていますか?品種も豊富な健康果実

プルーン

栄養豊富なプルーン。乾燥した果実を食べるのが一般的でしたが、信州では生で食べてもおいしいプルーンが栽培されています。程よい弾力があり、柔らかすぎない果実を選びましょう。

知っているようで知らない プルーン3つの特徴

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その1 その年のプルーンの出来が決まる
剪定作業

プルーンは夏の果物ですが、その栽培は前年の冬の剪定作業からはじまります。木全体に日光が当たるように余分な枝を落とす剪定によって、その年の実の出来が決まるともいわれています。その後、4月〜5月に花が咲き、7月中旬から摘果作業が行われます。

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その2 デリケートなプルーンを
守るために

畑には全体に支柱が張り巡らされています。これは、雨が降った際、雨よけのシートに被せるためのもの。プルーンは非常にデリケートな果物で、雨が当たっただけでも実が割れてしまうことがあるのです。糖度の高いプルーンほど割れすいので、おいしいプルーンを食卓に届けるため、農家の方々は雨の度にシートを広げ、実を守っています。

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その3 高齢者の作業を考えた
根域制限栽

信州ではプルーン農家の高齢化により、脚立から落下するなど作業中のケガが絶えません。そこで近年、高齢者の方の作業のしやすさを考えた「根域制限栽培」が広がりを見せています。これは布やボックスなどで根の成長を制限し、木を低いままにとどめるというもの。根域制限栽培により、手が届く範囲で作業が行えるため、作業効率も上がり、通常より早い年数で摘果が可能になりました。

出典:JA長野県ウェブマガジン「長野県のおいしい食べ方」

全国シェア

県別ベスト3
1位:長野県
2位:北海道
3位:青森県

統計年度:農林水産省統計部発表資料
(平成22年度)

長野県で1年間に収穫されるプルーン(1960t)全てをジャムにしたら25mプール約3杯分になります。
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