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ふれあい農園が最終回を迎える 農作業体験を通じて食と農への理解深める | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Dec 4, 2025 2:30:00 AM

JAあづみ青壮年部、女性部、農政協議会、コープながのなどが展開する「ふれあい農園」が11月29日に最終回を迎えた。農園は5月の中旬ごろから始まり、隔週土曜日に年間16回。安曇野市堀金の約30aの畑を活用し、農業体験農作業を通じて、食と農への理解を深めた。
生産者と消費者が互いの立場を超え、親交を深めることを目的に1995年から始まり、農薬をほぼ使わずに農作物を育てるのが特徴。参加者全員で草取りをするなど安心・安全な農作物作りにこだわっている。
この日は県内各地から14家族31人が参加し、収穫した野沢菜を切り漬けにする作業を親子で体験。下処理をし、きれいに洗った野沢菜を4cm~5cmの大きさに切り、2kgずつ漬物袋を被せた段ボール箱に入れた。その後、酢やザラメ、薄口醤油といった調味料を入れて、家庭ごとに持ち帰り2日~3日置いたら完成となる。
参加した親子は「子どもたちと収穫の喜びを知ることができた。自分たちが手を加えた野沢菜漬けの出来上がりが待ち遠しい」と嬉しそうに話した。