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JA長野県保健福祉推進大会。脳卒中対策で減塩食事 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: Admin|Dec 9, 2014 3:00:00 PM
JA長野県健康寿命100歳弁当コンテスト受賞者

JA長野厚生連、JA長野県保健福祉推進委員会、JA長野県厚生部会はこのほど、

安曇野市のスイス村「サンモリッツ」で、JA長野県保健福祉推進大会を開いた

。県下JA役職員、行政関係者ら195人が参加した。平均寿命は全国1位の長野県

だが、脳血管疾患の死亡率は全国の上位にある。この大会は、誰もが介護と関

わる時代に、あらためて認知症や、障害とも関係の深い脳卒中について学ぶこ

とで、減塩などの予防に取り組むことの理解を深めた。
同連篠ノ井総合病院の外間政信副院長は、脳卒中対策として、(1)「言葉が出

ない」「名前が言えない」などの危険状態の早期発見(2)たばこなどの危険因

子を減らす(3)症状があれば迅速に専門的病院にいく(4)運動などにより基礎体

力をつける(5)気分転換を図る―ことが、重要な五つの項目であることを強調

した。
また、同連下伊那厚生病院の梅村尚美管理栄養士は、県民の2人に1人は高血圧

であり、9割が食塩の過剰摂取であることを報告。加工食品を減らし、旬の新

鮮な素材を選ぶことと、調理方法にひと工夫することが減塩につながることを

訴えた。
この他、地場農産物を活用した「第1回JA長野県健康寿命100歳弁当コンテスト

」の表彰式が行われた。