開催レポート
JA長野県農政セミナーを開催しました
令和6年7月1日(月)、JA長野県農政セミナーを開催しました。
私たちの住む日本を取り巻く「食」と「農」は、今どんな状況に置かれていて、どんな課題があるのか。わたしたちができることは何か。県内の皆さんに考えていただくきっかけとして開催、オンライン含め約420人の方に参加いただきました。
京都大学農学博士 農業研究者 篠原信さん
「食料安全保障から考える社会の仕組み」
「現代農業は石油を使う技術が多い。食料をすべて国内で自給する場合、石油が手に入らなければ3000万人分が限界。石油に依存しない農業技術の開発や、エネルギーと食料の時給可能な体制が必要である」
ショッキングですが直視しなければいけない現実を学ぶことが出来ました。
続いて、長野県農ある暮らし相談センター アドバイザー 山村まゆさん
「信州で農ある暮らしをはじめよう」
「農業は老若男女それぞれで楽しみ方がある。半農半X、1日農業バイト、家庭菜園も含め、やり方や始め方も十人十色。」
長野県は「移住したい県」の上位に常にいますが、コロナ禍を機に農ある暮らしへの関心度が高まっているそうです。まずは気軽に実践してみましょう!
その他、JAグループで取組む「国消国産運動」についてや、改正食料・農業・農村基本法の内容、協同組合の意義についての講演がありました。
セミナーの内容についてはYouTubeでご覧いただけます。