県内JAの話題

順調な仕上がりに期待 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Oct 31, 2022 5:14:00 AM

JAグリーン長野野菜部会根菜専門部は10月26日、特産品目の「長芋」の目揃会を、長野市松代町内2会場で開いた。同町松代農業総合センター会場で開いた講習会には生産者24人が出席。JA職員が販売情勢や方針、出荷規格を説明した。
生育・出荷規格では、今作は大きな自然災害はなく、JAが行った試験掘りの結果も良く順調な仕上がりを確認していることをJA営農部担当者が報告。センターでは、生産者からの出荷品を24等階級に選別しているなか、生産資材の高騰下、生産者に一次選別を徹底してもらうことで、労務時間と人件費等を削減につなげること説明し、理解協力を求めた。また、昨年度は平年数量の70%程度に出荷が留まったため、市場や消費者からの要望や期待の声が高いことを含め、歳暮等の需要が高い「秋掘り」に力を入れながら出荷と生産者手取りの向上につなげることを確認した。上原幸治専門部長は「今年は期待できるので、事故やけがの内容に作業を進めてほしい」と仲間に呼びかけた。
出荷前、10月14日には、2年ぶりに「長芋生産者大会」を開催。掘り取り本格化へ向けて生産者間やJA・市場と情報を交換・共有し、出荷へ意思統一した。
今年の出荷量は470トンを計画。歳暮需要、また業務加工用としての契約出荷をも行い、手取り確保・拡大につなげたい考え。