JA中野市と同ぶどう部会は26日、露地栽培の種なし巨峰を初出荷した。26年度はブドウ全体で出荷量92万ケース(1ケース5キロ)、販売金額は88.5億円を目標に掲げる。
同部会の部会員数は578人、生産面積約365ヘクタールの規模で生産をしている。
JAによると、今年は春先からの高温と少雨傾向により生育の前進化やバラつきなどが見られたが、生産者による徹底した栽培管理により、糖度が高く着色の整った高品質な仕上がりとなった。
この日は種なし巨峰約5トンが東京、大阪、名古屋、県内の各市場へ向けて発送された。この中には黒系産地基盤再構築を目指して、2023年にJAと部会が連携して組織的に導入した苗木が結実したものも含まれており、ここで生産基盤再構築の取り組みが実を結んだ。同部会では食味重視の出荷を掲げており、必ず試食を行ってから出荷するよう生産者に呼び掛けている。
JA管内では8月19日からすでに露地のナガノパープルの初出荷が始まっており、今後は9月6日に「シャインマスカット」、同13日には「クイーンルージュ」など主力品種の出荷が本格化する。